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■ 過去のバックナンバーこそ電子書籍にせよ
振り返ってみれば、去年手元のiPadを活用することはあまりなかった。
が、今年になってからは違う。ほぼ毎日のように電車や家でiPadを手にしてページを開いている。
きっかけは部屋にある書籍や雑誌を処分しようと思ったことだ。
どうせ捨てるならと、雑誌をペラペラとめくり、気になった特集やページをビリビリやぶりScanSnapで電子化。するとどうだろう。これまでだったら、いちいち部屋の棚や散らかった本を仕分けして見つけ出していた記事も、気軽にいつでも読めるようになった。
たとえば去年の週刊東洋経済の特集記事「ネット新金脈」も、iTunesにペコッとドラッグして、電車の中でペロペロと閲覧。見終わったらGoodReaderから消すだけで完了。ハードディスクにデータが残っているから、またみたくなったらいつでも取り出せる。いやーすごく便利だ。
電子書籍は、まだ日常の当たり前のものになるまで時間がかかるだろうと思うが、雑誌などのバックナンバーはどんどん電子書籍化(PDFなど)にして、販売してしまえばいいと思うのだがどうだろう。
どうせ、過去の雑誌などは古本屋で100円で投げ売りされているのだ。新鮮な素材(雑誌)だけを売ろうとすると、制作費や人件費などなどでコストもかかるだろうから、過去の素材を活かし、売らないよりは売ったほうが少しは収益にでもなるだろう。
かつて10年以上前に勤めていた某編集部では、「ネットが出た今こそ会員制によるPDF販売だ!紙は終わった!」と社長が言っていたが、ズバリ!その発想、10年早すぎた!
PDFなどの電子書籍を読めるプラットフォームが充実しつつある今こそ、ぜひ雑誌編集者へ検討いただきたい事案である。
by p_up_kuniken | 2011-01-15 01:50 | 盲点要点iPhone開発ゼミ ■
- ■著者紹介:渡部恒雄
- 田中邦衛研究所CEO兼エグゼクティブプロデューサー。好きな言葉は「権力」と「八百長」。プログラムとかシステムとか、まだ素人の域を脱していないが、研究所を今後もさらに質量ともに充実したコンテンツを目指していきますので、どうぞよろしくお願いします。